自立支援医療(精神通院医療)

①自立支援医療(精神通院医療)とは

②対象者

③申請窓口

④申請に必要なもの

⑤利用方法

⑥自己負担上限額

⑦通院先等の変更

⑧精神科薬以外の薬


①自立支援医療(精神通院療法)とは

 自立支援医療(精神通院医療)は、外来通院のための医療費の自己負担額を軽減する公費負担医療制度です。外来で行われる医療に関して、特定の病院・薬局・訪問看護ステーションなどに関して申請を行うと、通常3割負担の医療費が1割負担となります。また、ひと月の自己負担額の上限が設定されます(⑥参照)。


②対象者

 対象者は、精神疾患を有し、通院による精神医療が継続的に必要な方です。てんかんも含まれます。


③申請窓口

 申請窓口は市町村の窓口です。病院によっては受付や相談室で手続きを行っている場合もあります。


④申請に必要なもの

・診断書(手帳用の診断書でも可)

・印鑑(認めで可)

・年金証書(受給していなければ不要)

・保険証(国保の方は世帯全員分必要)

 更新は1年ごとで、必要なものは原則同様です。

 診断書のみ、病状に変わりなければ、2年に1回の提出でかまいません。

 期限の3ヶ月前から更新の手続きが可能です。


⑤利用方法

 申請を行うと、自立支援医療受給者証と自己負担上限額管理表というノートが発行されます。手元に届いたら、受診時に通院先の指定病院に提出しましょう。

 受給者証については病院で管理している場合もあり、手続きを病院が代行して行った場合、受給者証は病院に届く場合もあります。管理表は、受診の都度、病院の受付に提出が必要です。


⑥自己負担上限額

 世帯の所得によって、ひと月の負担上限額が設定されています。上限に達するとそれ以上の請求はありません。ひと月とは1日から月末までです。

 上限額は、所得によって0円、2,500円、5,000円、10,000円、20,000円に分けられます。詳細は下記の表の通りです。

自立支援医療自己負担の概要

引用:みんなのメンタルヘルス総合サイト(厚生労働省)

 障害者手帳同様、申請していることは他人には分からないですし、デメリットは特にはありません。継続的に通院されるようであれば、申請される方が経済的にも良いかと思います。

 但し、3ヶ月に1回など長いスパンの診察で薬も安いものであれば、診断書料を払うことによって支出が高くなるため、申請されない方もいらっしゃいます。

 また、後期高齢者の方は医療費の負担が1割の方は申請の必要はありません。それ以外の方で頻繁に診察やデイケアなどを利用されている方は申請をする方が良い場合もあるので、病院の受付などで相談してみましょう。


⑦通院先等の変更

 申請している機関以外で受診や投薬を受けると3割負担になります。

 申請している機関や保険が変更になった場合は、変更届を提出しなければいけません。変更せずに転医すると、3割負担となります。

 また、申請日の翌日から適応になるため、通院する前日までに届け出が必要となります。

 病院や薬局をを二つ登録したりすることは出来ません。


⑧精神科薬以外の薬

 精神科の治療に対する制度のため、一般科の薬は対象外です。精神科で血圧などの薬の処方を受けても一割負担になりません

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精神科(レンタングル大)
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